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橋脚の非破壊、微破壊検査について  ~下部工編~


ついに本格運用が始まった橋脚の非破壊、微破壊検査ですが、様々な種類の検査があり

どの工程で、どの検査が行われるか全て把握するのは大変です。

ここでは1つの橋脚の新設を例にとり、どのような流れで行われるかまとめてみました。

※このページは2009年7月時点での国交省要領書土木研究所資料を基準に製作しております

工 程

検 査 項 目  

 検 査 内 容

写 真

施工前

超音波による コンクリート 強度測定

使用するコンクリートの配合で円柱供試体を製作し、

1週、2週、4週、13週 と左記の2つの試験を行う
(※早強セメントの場合は3日、1週、4週、8週又は13週)

工事自体はこの試験の完了を待たずに進めて問題ありません


この超音波試験により、コンクリ―ト強度を推定する式を算出します。

径100×高さ200(mm)の円柱供試体

コンクリート超音波強度測定

圧縮強度試験
圧縮強度試験

 フーチング部施工

 ボス供試体による強度測定

 1..型枠:135×258(mm)に切り抜き、そこにボス型枠をはめ込む
(ボス型枠が75×150の場合は110×208mm)


2.フーチング打設:バイブレーションをかけボス型枠内を満たす
※ブリーディング(型枠の上から水が出る)になるまで行う


3.取り外し:打設から28日経過後、ボスを外します
 
※工程上、打設から28日経過する前にフーチングを埋める場合は先に取外して
封かん養生し、28日経過するまで現場に置いておきます


4.圧縮強度試験

2:ブリーディングの状態

3:取外し

4:圧縮強度試験

橋脚打設

配筋状態及びかぶり測定
RCレーダを用いて配筋状況を確認します
設計通りに鉄筋があるか、またかぶりは満たしているか等をみます


測定状況

RCレーダの画像
山なりなのが鉄筋

配筋状況
チョークで書かれているのが配筋
測定点(形状:短径の場合※形状により測定数が変わります)

  橋脚の柱部の高さを3で割り、1断面につき4側面行う。
  張り出し部については2箇所


測定について

  60cm×60cm以上測定し、実際の配筋状況を書きます

  その後、データを記録し、解析
超音波による コンクリート 強度測定
装置を用いてコンクリート内の音速を測り、その値と円柱供試体で算出した強度推定式を用いてコンクリート強度を算出します

測定点

 150立方メートルごとまたは1打設ごとに1回行う
 1回につき3側面行う
 但し、150立方メートル以下又は1打設で完成した場合は
 2回の試験を行う



測定状況